2008年9月6日土曜日

1年2組の皆さん(ニカラグア回答)

お返事がすっかりおそくなってしまいごめんなさい。
もう、日本では新学期が始まっているのでしょうか?
ああ、ほんとうにすみません!

皆さんからの質問、とっても難しかったです。
でも、難しい質問だったので、私自身も勉強になりました。
回答は、まだまだ足りないところもあるので、今後随時足していきます!

☆7班さんからの質問
 ニカラグアで生まれたスポーツは何かありますか?
 →ないらしいです。
  人気名スポーツは、サッカーと野球!
  大リーグで活躍するニカラグア人選手もいるのですが、
  彼は小さい頃からお母さんのお手伝いで、マチェタと呼ばれる
  ナタ(大きな草切り刀)をふりまわしてトウモロコシやサトウキビの
  伐採をしていて、そのため肩・腕力が非常に強く、
  その筋肉が野球にもいかされているそうです。


☆9班さんからの質問
 今流行っている遊びはなんですか?それは、どんな遊びですか?
 →屋外での遊びとしては、
  ボール遊びが大人気。サッカー・バスケ・バレー・野球、
  男の子も女の子も元気いっぱい遊んでいます。
  日本のように、バスケットゴールにきちんとネットがあったり、
  ボールが空気満タンということはまずないのですが、
  皆文句言わずに、あるものを大事に使って遊んでいます。
  日本の「氷オニ」のような鬼ごっこ遊びもたくさんあります。
  (それは、また次の時に写真と一緒におみせしますね!)
  また休みの日は、家族で川に水浴びや、泳ぎに行ったり、
  自分の家が所有している農場・牧場にいって
  のんびり過ごすことも多いです。
  牛や鶏、豚を殺して解体する姿も、彼らは小さい頃から
  みなれています。

  インナーゲームとしては、
  日本同様テレビゲーム・インターネットは大人気です。
  インターネットカフェが私の町には6,7軒ありますが、
  You tubeをみたり、DVDで映画をみたり、ネットゲームをしている
  若者がたくさん!
  それから、ネットカフェのように「ゲームカフェ」のような
  お店もあり、たくさんテレビがニンテンドーやPSと共に
  並んでいます。ウィニングイレブンなどが人気があるようです。
  その他に、小学生にはポテトチップスやお菓子についている
  オマケのコマやシールを使って遊ぶ子も多いです。

  「遊び」とは少し違いますが、
  私は図画工作の授業や絵の描き方を教えることがあるのですが、
  それも子供たちに人気です。
  ニカラグアでは、日本のように学校に満足に図画工作の道具がないし、
  生徒たちも持っていない子がほとんどなので、
  図画工作は、「授業」ではなく「遊び」のようにとらえられています。


☆4班さんからの質問
 ニカラグアの政治について色々教えて下さい。
 →これは、難しい質問でした。
  ニカラグアも日本のように、色々な政党があるのですが、
  話を聞いていても、どの政党を支持しているかによって意見が正反対
  なので、「こうなのです」と言い切ることは難しいです。
  ざっくりと私が掴んでいるところをご紹介します。
  今は、大統領オルテガが所属する、サンディニスタという政党が
  与党として政権をにぎっています。
  オルテガが大統領に就任したのは1年半、2年ほど前のことですが、
  彼が大統領になってからすぐに取り組んだことの一つとして
  「全ての人に勉強と、医療の機会を平等に与える」ことがあり、
  今まで制服で通う決まりだった小学校・中学校は、自由な服で通え、
  教育費は無料になりました。
  公立の医療機関での治療や検診も無料になりました。
  街のあちこちにはこのオルテガ大統領からのメッセージポスターが
  貼られています。ピンク色のポスターで(日本だったら考えられませんね!)
  『たちあがれ、貧しい人々よ!』というようなメッセージが書かれています。
  (今度写真にとってのっけますね。)

  しかし、彼に反対している政党も勿論あります。
  つい数年前まで、反対派が政権をにぎっていたのですが、
  政権が変わったとたんに、各市町村の市役所や医療センター、教育省、
  家族省などの省庁の支部でトップとして勤めていた人たちも、
  サンディーノ支持者と 交代することを余儀なくされました。
  (この政党変更による、公共団体の重役交代は他の中南米諸国でも散見される
   ことだそうです。)
  毎週金曜や土曜の夜は、反対派が徒党を組んでレストランや集会場に
  集まる姿を、よく目にします。
  11月には市長選挙がありますが、そこで果たしてサンディーの派が
  市長となるか否かで、その町の傾向がつかめるでは、と思います。

☆6班(ミラクル勇生!!)さんからの質問
 宗教が違う(という理由)から、処刑された人などがいるか?
 →私が質問した人たちは、宗教が違うから処刑された人の話は
  聞いたことがないそうです。
  私は日本人で、自分に最も近しい宗教は神道だと考えているので、
  「宗教は?」と尋ねられると、そう答えていますが、
  今のところそのために差別されたり、いやな目にあったことはありません。
  この国はキリスト教、中でもカトリック系の宗派に属する人たちが
  多いのですが、いかに自分の進行している宗派が素晴らしいのか、
  という話はよくされますが、不快に思うことはありません。

  処刑とも差別とも違いますが、今年の5月は石油高騰による、
  タクシーやバス、トラック運転手によるストライキがあったのですが、
  (ガソリン代が高いため、どんなに働いても稼ぎが足りない。
   政府に、ガソリン代の一部負担(援助)、ガソリン税を免除などの
   対策を訴えるストライキ)
  その時は、ストライキ側と警察側の抗争で亡くなった方がいました。
  残念な亡くなられた話、で今思いつくのはそのくらいです。

☆8班(のんのん)さんからの質問
 今 一番怖がられている生き物は何ですか
 →周囲の人たちに聞いてみました。
  年齢、性別、住んでいる場所などによって色々のようです。
  「犬!!野犬が多い。飼い犬でも、この間人にかみついていたの
   を見た。」
  「猿。前にかみつかれた。その後、狂犬病の可能性があるからと、
   5回も町まででて病院に通うはめになった。」
  「蚊。デングやマラリアや黄熱病に感染するかもしれないから。
   知り合いがデングにかかった時は、1週間近く入院してた。」
  「蛇。くさむらにいる。噛まれたら痛い。怖い。」
  「カエル。さわったら、手がかゆくなる。体液に毒がある。
   (※ニカラグアのカエルはそういう種類が多いそうです。牛乳で洗えば、
   中和されて大丈夫だとか。)」


以上、満足いただけたでしょうか。
また、さらなる回答を見つけ次第、お答えしていきます。
ご期待ください!

8☆

2008年9月4日木曜日

ケニア回答

こんにちは。
回答遅くなりましてすいません、各班の質問につたないながら回答させていただきました。


1班「食事」
・インターネットで見たのですが、ケニアの食事は美味しそうでしたが、本当に
美味しいのですか
ケニアでの米に変わる主食は、ウガリとギゼリです。
 ウガリはとうもろこしを粉状にした小麦のようなものを
 水と混ぜて練って日本でいうおもちのような状態にして毎日食べています。
 御飯と同じように、味はないので、スープにつけて食べたり、何かと一緒に食べるのが普通です。
 ギゼリは、大豆のような豆をジャガイモと一緒に煮込んだスープです。
 他にも、ニャマチョマといって、ヤギ肉を炭火焼にして、塩をつけて食べます。
 これはケニアでの御馳走で、とてもおいしいです。
 こちらは、料理に一手間かけるという習慣がないので、何かを焼いてそのまま食べる
 煮てそのまま食べる、日本のカツどんや豆腐や油あげのような、作るのに二回も三回も工程が
 必要な食べ物がないです。


2班「服装関係」
・最近はどんなファッションが流行っていますか?
 都市の一般的な服装はおしゃれな服装している人もいますが
 基本的にかっこいいものは高いので、古着を買って、それを何度も着まわします。
 私の私服も、ほとんどマーケットで買っている200円程度の古着です。
 NGOや他国からの援助によるセカンドハンズ(中古品)です。
 

・民族衣装は何ですか?
 カンガ、派手な色使いの大きな風呂敷のような布です。
 これを実に見事に体にいろいろな用途で巻きつけて使います、 
 たとえば、荷物を運ぶときとか、子供をくるむとき、抱いて歩くとき、
 スカート代わりなどで使います。
 時にバスタオル代わりや、エプロン、手ぬぐい代わり、用途は様々です。

・今ケニアで流行っている、ファッションブランドは何ですか?
 一手間かけることをしないケニア人は、ややこしい服は作りません。
 大量生産する工場を持たないので、ほとんどオーダーメイドか、
 古着を買うのが普通です。つまり、ファッションブランドはありません。
 ただ、古着の中に、カルバンクラインやバーバリー、グッチなど
 いろいろなものが混ざっていますが、ほとんど、香港製かバングラディッシュ製
 なので偽物ばかりだと思います。

3班「環境問題」
・ケニアでは、砂漠化はどれくらい進んでいるのですか?
  すいません、調査不足で正確なことがわかりません。
  環境系隊員に聞いてみます。
  ケニアは国土のほとんど標高1000メートル以上の高地なので
  首都ナイロビ以北で、赤道直下にもかかわらず、日本の夏より
  暑くなることはありません。
  さすがに標高が低いところは、まさにアフリカというようなサバンナもありますが
  地域によっては雨が洪水のように降る雨季を持っているので、砂漠化はすくないように思います。
  先日、雨の少ない地域を訪問する機会がありました。
  水不足で生活は大変苦しいですが、砂漠化のような状態は見受けられませんでした。

5班「ケニアの歴史」
・戦争はしたことがありますか?
  どのアフリカ諸国も戦争に次ぐ戦争の繰り返しです。
 
 隣のソマリア、スーダン、近くのコンゴ、チャドはまだまだ、内戦、紛争が耐えず、
 一部地域で悲惨な状態が続いています。
 ケニアでは40年ほど前の独立戦争以来、特に大きな争いはないですが、
 近隣諸国では、 近年公開された映画「ホテルルワンダ」「ルワンダの涙」などを
 御覧になれば実情がわかるのですが実に悲惨な民族虐殺が繰り返されています。

 ケニアも例外ではなく、私が派遣されるほんの数ヶ月前にに、
 汚職選挙に対する激しい暴動が発生し、部族闘争まで発展し1200名以上が
 殺され、30万人以上が家を燃やされ、破壊され難民となりました。
 暴動で死傷者が出ても10名~100名がせいぜいですが、
 私がいるところで現実にそういうことが行われているなんて信じられないけど
 現実です。
 1年3組の皆さんは、中学1年でもありこれから学ぶことが数多くあると思います。 
 皆さんの2倍も生きている私でもまだまた知らないことがたくさんあるので
 日々勉強しています。

・国名の由来はなんですか?
 いくつか調べたのですが、これというものが見つかりませんし、
 ケニア人に聞いても的を得た答えが返ってきませんでした。
 が、あるケニア人と、ある日本語サイトのページを調べると
 どうやら、ケニア山という5000メートルクラスの山があるのですが、
 その山が縞模様に見えて、それをその近くに住む部族の言葉でケーニアと発音するらしく、
 それが派生して名前がついたという説があるようです。


9班「ケニアの自然」
・「ケニア」にいる野生の動物は、人を襲ったりはしないのですか??
 当然、対応を誤ると襲われます。
 子供をつれている象の群れに出会ったり、威嚇しているのに気づかずに行動していた場合は
 攻撃されます。サファリに遊びに来ていたヨーロッパ人一家4人が、
 象の群れが間近にいると興奮して写真を撮り続けたため、踏み潰されて亡くなったという話を聞きました。
 象にしてみれば小象をまもろうと必死に威嚇してるのに、それでも近づいてくるので
 攻撃するに至ったのでしょう。
 他にもライオン、かば、水牛、ワニ、いくらでも襲われます。
 一瞬気を抜けば、すぐに食い殺される危険が伴っている弱肉強食世界ですので、、、
 ただ、そういった野生動物はほとんど国立公園にて管理されているので、
 公園に入らないとなかなか遭遇したりはしません。


書き込みが遅れてしまいすいません。というのも
途上国ですのでいろいろなトラブルが頻繁に起きるので、何事もうまくいきません。
一つ残念なことに、手持ちのカメラをすられてしまったので、写真がとれませんでした。
後日調達して、アップできたらと思います。