2008年11月11日火曜日

ニカラグアより

いくつか写真を紹介。











































上から
「幼稚園生が「独立記念マーチ」のために着飾っている様子」
「井戸水をくみ上げる子 」
「屋外で卓球! 」
「日本の新聞を読みいる!?ニカラグア人」
「小学生たち」
「皆で折り紙に挑戦!できあがった「コップ」を片手に 」


















こんにちは。
ニカラグアより8☆です。
文化祭、お疲れ様でした。
ポスターを作成されたとのこと、こちらのBLOGで
よみましたが、ぜひぜひ詳しく知りたい限りです!

さて、前回の私の回答に感想と質問があげられました。
ありがとうございます!
中途半端な回答ばかりで申し訳ないと思っていましたが、
感受性豊かな皆さんの反応に、
些細なことでも言ってみることに意味はあるかも、
なんて思っています。
今日は皆さんからの感想にお答えしようと思います。
(近日中に質問にもこたえますからね!)

『中南米で2番目に貧しい国。でもよくこのような国へ行く勇気がありましたね.僕の場合はいく気にもなれないと思います。どうして青年海外協力隊でいきたいと思ったのですか?「怖いなぁ」等は思いませんでしたか?』

貧しい国 というと、どうしても人々はやせ細っていて、
物乞い多く、犯罪多発し…というイメージがあるかと思いますが
ニカラグアは中米で2番目に貧しいにも関わらず、
よく肥えた人が多く、中米の中では安全な方の国、
と言われています。
私自身、来る前もっと悲惨な状況をイメージしていましたが、
実際はそうでもありませんでした。

「お金をもっているか、もっていないか。
 お金を生み出す手段があるか、ないか。
 お金を持っている人が多いか、少ないか」
という尺度で、幸福度をはかろうという見方は、
とても先進国的なもの、資本主義的なものだと思いました。

こういう「海外協力」をしはじめて、初めは
「色々なものごとのレベルをあげるお手伝いをしよう!
 日本(先進国)のような水準に近づけよう!」
とかんがえてしまっていたのですが、
はたして「日本(先進国)」はそんなに理想の存在なのか、
そういう国に近付くことは、幸せなことなのか、
こちらに来てからいろいろ思い、悩みながらやっています。

…と、質問の内容からずれてしまいましたが、
ニカラグアは、日本に比べれば危険なめにあう確率が
高いですが、 そう危ない国ではありません。
協力隊に参加したいと思ったのは、
大学卒業後、会社勤めをして、
朝から晩までお金稼ぎに 力を注いでいたのですが、
「お金を稼ぐことにパワーを使う自分」に満足できず、
同じパワーを使うなら、
もっと人のためになることに使いたい、と考えたからです。

高校時代にブラジル(南米)に1年間留学した経験があり
特に中米の国にいくことは怖いと思いませんでした。
私は、「危ないかなぁ?」など
悩んでも解決されない問題は悩まない、
何か実際的なものをみてから、
危ない目にあわない方法を考える、 と考える人間なので、
特に怖いなとも思いませんでした。


『ニカラグアは日本よりものが豊富ではないのでものが作れないとか字が読めない等があるので。やはりこういうのは世界平等ではないなと思いました.』

とても難しいことですよね。
気候のことを考えれば、
冬は凍死者がでかねないくらい寒く、
夏も部屋に閉じこもっていれば
サウナ状態で具合を悪くなりかねず、
春には花粉症があり・・・という日本の方が、
年中あたたかで、Tシャツ1枚ですごせるニカラグアより
厳しい状況だといえるかもしれません。
でも、それは不平等というのかといえば、違いますよね。

それぞれの国の「特徴」なのか、
「不平等」だからおこってしまった事態なのか。
この判断は簡単にできるものから、
判断が難しいものまでいろいろあると思いますが、
「特徴」「不平等」→「ギャップ(ちがい)」と呼ぶことにして
そもそもこのギャップ(ちがい)を補うべきなのか、
どういう条件がそろえばそうすべきなのか、
よく見て、しっかりと考えなくてはいけません。
(たとえば、努力してない人にも手を貸すのか。
 手を貸してしまったせいで、
 ますます怠け者にならないか、とか。)


『僕は一週間も外国にいると帰りたくなるのに、八星さんのように何ヶ月も外国にいるなんて絶対無理だと思います。時には帰りたいと思いませんか?』
私は将来は日本で生活し続けたい、と思っていますが、
そんなに、帰りたいとは思うことはありません。
2年間のプログラムが終了すれば帰ることが
分かっていますからね。
今はもう残り7か月になりました。7か月ここで頑張れば、
もうその先はにほんですからね。
帰りたいなと思うのは、
家族や友達など日本に大事な人がいるとか
25年育った日本という環境に愛着があるからなわけですが
今はネットで日本にいる人たちと簡単に連絡がとれます。

「日本食」「あたたかいお風呂 」「おしゃれなカフェ」
「いつでも明るく光る電球」「コンビニ」「マッサージ屋」
「たたみのにおい」「清潔なトイレ」「行きつけの美容院」
…こんなことを思い出すと、
日本に帰りたいなぁともふと思いますが、
どれもなくても生きていけるものですからね。
ニカラグアにはニカラグアで
とっても愛着を持ってしまうような文化があるし、
工夫すれば自分の家で日本食もつくれるし、
おしゃれなカフェを装えるし、 足湯に入ることもできます。

「帰りたい!」と嘆いたとしても、ここで帰ってしまえば、
ニカラグアの人たちに何も力になれずに帰ることになり、
自分自身中途半端んことしかできなかった
という悔いが残るでしょう。
嘆いてもどうしようもないこといは嘆きません。
どうすれば「帰りたい!」気持ちが和らぐか、
工夫あるのみなのです。