2008年11月15日土曜日

マラウイより

マラウイで100円で買えるものというと、
 レストランでの定食
 焼きとうもろこし5本
 トマト大5個
 たまねぎ10個
 パン1斤

他では、
 Tシャツ300円
 鉛筆25円
 コーラ50円
 携帯電話2500円
 自転車10000円
 テレビ20000円

といったところでしょうか。それでもマラウイではほとんどの人が自分でメイズという農作物を育てていて、それを自分で収穫して食べるので主食だけはなんとかまかなえています。それでも他の食品は不足していて栄養不足が深刻な村も少なくありません。

食べ物以外ではお金は他の生活必需品に使われているようです。石鹸やタオル、洋服やほうきなどに使うのが一般的でしょうか。死亡率がとても高いこの国では葬式が頻繁にあり、親族の葬式に出席するための交通費を払うことも楽ではありません。

参考までに、『特ダネ』で特集されていたマラウイの様子を紹介します。
この動画の中ででてくるマンゴチという町に私は住んでいます。

その1
http://jp.youtube.com/watch?v=EssZYSNcc4I

その2
http://jp.youtube.com/watch?v=8L4GdE2N3BA

その3
http://jp.youtube.com/watch?v=k3LuJmHuw_U

この国では中学校にいけるのは小学校に入学した生徒のうち約10%ほどです。
他の子ども達は学費や制服代がなくて学校に行けなかったり、両親を亡くしているため家に残って弟妹の面倒を見なくてはいけなかったりします。

ワニがカバを食べたという話は聞きません。
カバは非常に大きく、体の大きさで言ったらトカゲと犬くらい違う印象があります。
さらにカバは通常群れで行動していて小さな子どもなどを大人が守るようにしています。
やはりワニがカバを襲うのは難しそうです。

ちなみに私は先週国内を旅していました。
その中でマラウイ湖から流れ出るシレ川をボートで下りましたが、その際は数え切れないほどのカバやゾウたちに会うことができました。
とても大きな体をゆっくりと動かしながらこちらを見たり水にもぐったりしていました。
動物園で見るのとはまったく違っていて野生の美しさを実感しました。

学校の給食はマラウイの伝統料理であるシマがでることが多いです。
シマはメイズを挽いて作った粉を水に溶かしながら練り上げたもので、日本の餅のような食感がします。
ただし副菜には野菜を煮たものが出るだけで、肉や魚などのたんぱく質が不足しているのですが、予算の関係上、改善することが難しいのが現状です。

マラウイでは政治も経済とても安定しています。
たとえばケニアのように選挙の後に暴動が起きたこともありませんし、またジンバブエのように経済が破綻して国中から品物が消滅するようなこともありません。
みんなが等しく貧しくて、それでも豊かな自然と青空と笑顔だけはたっぷりあります。

マラウイでの生活は日本の便利さになれた私にはとても大変なこともありますが、周囲のマラウイ人の笑顔や優しさやたくましさに勇気付けられて、なんとか過ごしています。
私はマラウイにこれてとてもよかったと思っていますし、あと一年の任期でもっとマラウイのことを知っていこうと思っています。